タイトル:ワールドトリガー17
著者:葦原 大介
出版社:集英社
あらすじ
三雲修(14)から玉狛第2(16)まで
修のワイヤー地獄がうまくハマり、香取隊と柿崎隊を撃破。
途中で、葉子ちゃんと華ちゃんのちょっと重い過去話が入っていました。
そして、キースを加えるための城戸さんとの交渉がありました。
感想
気に入ったシーン
今回は、修がかっこよかったです。
例えば、このシーンでも落ち着いていましたし、葉子ちゃんに落とされる時もワイヤーを貼っていて、遊真のサポートをしてました。
修自体は身体能力が低いですけど、自分の能力を活かして、良いチームプレーをしていました。
城戸さんとの交渉も良かったです。
準備をしっかりして、相手のメリットを考えつつ、要望を通す。
確かに、漫画的なご都合主義の点もあるかもしれませんが、多くの作品では大義だけで、相手の利益を考えないキャラが多い中、きちんと考えるキャラは貴重だと思います。
千佳ちゃんと照屋ちゃんの攻防も良かったです。
鉛弾をブロックしてからの一連の流れがカッコよかったです。
人を撃てないと言う欠点を残しつつ、人の成長をかけるのがすごいです。
気に入った流れ
ワールドトリガーは、各キャラが行動原理を持って、キャラなりの最善を尽くしているのが良いです。
キャラごとの行動の合理性があるため、勝つにしろ、負けるにしろ納得しやすいです。
わがままなキャラ葉子ちゃんも、わがままで一貫してますし、何より可愛いく甘やかしたくなります。
また、壁の作り方がうまいです。
前回の戦いで玉狛第2の欠点を浮かび上がらせ、この巻で乗り越えさせました。
そして、この巻でB級2位と言う新たな壁を作りました。
上手な引きですよね。
続刊を買うか?
絶対買うと思います。
コミック派なので3月までが辛い。。。