タイトル:世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
著者:久賀谷 亮
出版社:ダイヤモンド社
評価
一読の価値あり。
ただし、ハウツー本なので、やり方のところ以外は再読はしないかも。
本の構成
「はじめに」 と、「まずはこれだけ!」という賞で、本の内容のサマライズが書かれている。
その後、その内容を説明した物語が始まる。
物語を読むことで、エピソード記憶となり、記憶に残りやすくなっている。
DMNが問題
脳の疲れは、DMN(Default Mode Network)が原因の一つらしい。
脳の消費エネルギーの60%から80%を占めているらしい。
この活動を抑えるのが、鍵のようです。
ではどうする?
今に集中することです。
禅の考え方に似ていますね。
具体的には、呼吸や食べることに集中するなど、今やっていることに集中することです。
本には状況に合わせて7種類のエクササイズが載っています。
1。マインドフルネス呼吸法
椅子に座って、目を閉じ、体の感覚に意識を向け、呼吸に注意する。
2。ムーブメント瞑想
日常の動きに意識を向ける。
箒で掃除をしていて、悟った話を思い出した。
3。ブリージング・スペース
ストレスの影響に気づき、呼吸に意識を集中し、体全体に意識を広げる。
4。モンキーマインド解消法
捨てる。例外を考え、賢者の目線で考え、良し悪しで判断するのをやめ、由来を探る。
5。RAIN
Recognize,Accept,Investigate,Non-Identification
怒りっぽいので、このテクニックは身に付けたい。
6。優しさのメッタ
マインドフルになり、その人を思い浮かべ、相手のことを思いやるフレーズを唱える。
7。ボディスキャン
寝て呼吸に注意を向け、左足のつま先に注意を向け、体をスキャン
今後の行動
習慣化することが重要らしいです。
同じ場所、同じ時間でやることが必要です。
例えば、マインドフルネス呼吸法を寝る前のストレッチ後に入れてみる。
3週間続けて見て、違いを感じられるようならやってみよう。
タイトルが違って入れば、もう少し人に進めやすいのだが。。。