タイトル:ビジネスで使う機械学習
著者:谷田部卓
出版社:谷田部卓
評価
コンパクトにまとまっていて良い。
内容
機械学習と言われているのは、統計処理が元になっている。
出来る事としては、回帰分析や、クラス分類、クラスタリング、レコメンデーション、過学習とパラメータ調整、自然言語処理を利用し、
予測、識別、実行などを行います。
予測は、株価予測、識別は、顔認識、実行は、言語ボットなどが該当するみたいです。
現在、クラウドベースで機械学習を行うことができ、マイクロソフトやアマゾンやグーグルやIBMがクラウドサービスを提供しています。
考えたこと
日本企業があまり出てきていないです。。。
ただ、クラウド事業者が使っているサーバなどに使われる半導体などの銘柄が上昇しているので、
その辺りで物色されているのかもしれません。
また、株や商品はデータが豊富なので、今後これらの分析が進むと思います。
大企業は人をかけて利用してくるでしょうから、対抗するために学ばないといけないですね。
天気やTwitteのつぶやきと株価の関係など計算して、そのまま機械売買ということをやる企業もあるでしょう。
AIに実行させれば、感情もないので、確率論的なアプローチが行われていきます。
今後の行動
AIには人は冷静さや計算能力では勝てません。
ただ、AIを使う人には勝てると思います。
よりよりモデルを考える能力や、うまく運用する能力を身につければ、
競争優位に立てるのではないでしょうか。