ライトノベル

この素晴らしい世界に祝福を10巻

投稿日:

 


タイトル:この素晴らしい世界に祝福を10巻
著者:暁 なつめ
出版社:角川スニーカー文庫

あらすじ

アイリスのアイリスによるアイリスのための物語。
アイリスがいれば、魔王も倒せるのでは?
堕クルセイダー?いらない子ですね。
カズマとギャンブル勝負、なんて無謀な
といった回でした。

感想

相変わらず頭を空っぽにして楽しめます(褒め言葉)。
なつめさんは女の子を魅力的に表現するのが上手いですね。
今回は、めぐみんとアイリスが可愛く書かれてました。
その分、ダグネスが損をしていたような気がします。

気に入ったシーン

王子との対面の時に、
「その喧嘩、買おうじゃないか」
と目を紅く輝かせためぐみんが暴走し、
アクア様がアクシズ教のプリーストと間違えられ、
(御本尊そのものですものね)
ダグネスも怖がられるシーンが笑えました。

あと、最初に援助を断られ、
アイリスが騎士団を次々と倒し、
その後、カズマが王子を埋めてしまえと言った時に、
「それではお金がもらえません。」というアイリスがかなりカズマに染まってましたね。

アイリスが一撃でドラゴンを倒し、
めぐみんが対抗するところで
めぐみんの可愛さが引き出されてました。

そして、カズマがカジノで無双するところも
お約束とはいえ熱かったです。

気に入った流れ

ラグクラフト宰相殿が裏切るまでの流れが良かったです。
真面目な馬鹿だったんですね。。。

よくも悪くもストレスとなる展開がほとんどなく、
サーっと読めるストーリは、仕事の後に疲れを癒すには最高です。
電車の中で笑い出しそうになってしまったのはご愛嬌です。

基本的にコメディなんですけど、その分、構成がしっかりしていて、
かつ、キャラの行動原理にブレがないです。
このため、話の中では整合性が取れているので、引っかかりなく読めるのだと思います。

続刊を買うか?

買います。
その前にめぐみんとアイリスのスピンオフが出るのでそれを買うでしょう。

-ライトノベル
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者16

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者16 著者:榊一郎 出版社:講談社 あらすじ 竜の巣の中が暴走して大変だー。 解決するぞ!  か○はめ波〜  ジョジ○立ち といった巻でした。 わけが …

白き姫騎士と黒の戦略家

タイトル:白き姫騎士と黒の戦略家 著者:高橋右手 出版社:講談社 あらすじ 主人公のジークは、勝てば良いという考え方で、卑怯な手を使うので、騎士団で問題児扱いされている。 ある日、王子であるレオンハル …

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」

タイトル:本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」 著者:香月美夜 出版社:TOブックス あらすじ 収穫祭の打ち合わせから、私の冬支度まで、 今回は本作りの …